ドイツの産後③独医療現場

ドイツで妊婦・出産カテゴリー「ドイツで出産①②」の続き・・・

もうちょっと思い出した病院での体験談。

出生二日目からはロロは私と病室に一緒にいてくださいってことで看護婦が顔だけをドア越しに覗かせる以外はほとんど丸一日放って置かれた、「これじゃ家にいるのと変わらないし、家の方が休まる」と帰宅を申し出た。冷え性の私は産後に体が冷え切ったまま調子も悪かったし。(湯たんぽをお願いできますよ)

ここからがドイツっぽいとこ・・・。

女医に言うと「産科の許可がいるからわからない」と言うし、産婆さんは「小児科医の許可がいるからわからない」と言うし、小児科と看護婦さんは「婦人科の許可がいるのでわからない」と言う。「あっちで聞いて」「そっちで聞いて」とあちこち駆けずり回らされ結局自分の寝床へバタン・・・

当時ドイツ語はさっぱりだったし、そういう(どういう?)ドイツ社会も知らなかった私は途方にくれてただ「どよ~~ん」となったっけ。ドイツで多い自宅出産、こんな経験から「次は自宅で産みたい」という発想に私も納得。出産の危険を考えるとやはり踏みとどまるけれど。

日本の出産産業を知らなければ言う事なしのドイツ出産と産後、出産中や新生児の生死の危険を考えるとドイツの医療は信頼できる。

介するのが「人間」ってところがどうも難しい医療現場。
そりゃ言葉のあやふやな患者を看る方も大変でしょう。
そして言葉の大切さを痛感するのです。


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粉ミルク世代

ドイツの団塊世代のお舅・お姑さんを持つ友人たちと話してて笑った。

そうそう、うちもそうだった。産後7・8ヶ月目のある日のこと。


  「まだ母乳なんてあげてるの? い~~
    (これ・・冗談で書いてません。ホントの話。)

   ???
     (私もアホで、マジに驚いちゃった)


    赤ちゃんがよく寝るのは栄養たっぷりの粉ミルク!
    母乳で赤ちゃんを栄養不足にしてはならない!
        女性の育児開放!万歳!


とうたった粉ミルク会社の売り文句を未だに信じている人たち。

紙おむつに粉ミルクにと、画期的な代物に飛びつき純粋に信じて使った世代。

関係無いけど、ただ今だから言いたい一言。
    お義父さん、
     大人は「い~~」を使いません!



当時育児関係のことは私の産前産後の骨盤体操の先生(70代の老婦人なのに私より体力もあった)に何でも聞きました。その先生が「その世代は・・・」とこう説明してくれました。  

かと言って完全粉ミルク派の爺婆世代かと言うと、母乳の出ない方は「母乳で育てなさい」と病院でも義父母にも勧められて(強迫?)と辛そうに語ってくれたママ友もいた。

   ああ~~~古今東西、育児ってそんなもん?

先日お義姉さんが「母乳とミルクをあげててね 抱き癖ついちゃってもうちょっと泣かせてもいいんかな?」と電話口で小姑の私に話してくれて思い出した話。今思うとドイツでも人それぞれなんですね。「不安だから人に聞く」が、もう立派な育児をしている証拠だと思います。
 
抱き癖のついた小学生なんていないし(親がスキンシップしたくても逃げられちゃう)、小学校に行くくらい大きくなったら親の間で授乳の話題すら出てこない(ホントでしゅ ばぶ~)、学業成績が授乳のせいでなんて話さない。

面白いのが、結構生まれてすぐに「人格・個性」ってあったんだなぁとようやくわかってくる。相手(赤ちゃん)を忘れて自分主導の育児が上手くいくわけがない。赤ちゃんの個性を早期発見してあげる方が育児は楽になるかもしれないね。相性もあるしね。

赤ちゃんが息をしていてくれるだけで嬉しい時期に、そんな心配をせずに授乳中のお母親さま方、ようく休んで今の時期を楽しんでね。



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ドイツで産後②

おとついの続き・・・

産後に家までお産婆さんが訪ねて来るシステムはやはり感動しましたね。いろんなことを教えてもらいそれはそれは貴重な時間でした。

「超ハイテク小児病棟まで何秒で行けるか」が出産病院を選ぶ一番の基準になってた。どこへ見学に行ってもそれが売りだった。生まれた子供に何かあったらいけないということがメインなのかな。出産というのは人が思っているよりも危険なことなんですね。

そして自然体で産もうということをモットーにかなり装備(天上から紐・バスタブ・自由自在にリクライニングするベッドなど)は整っていた。今なら日本でもそうらしいと聞くけれどどうでしょう?分娩室の雰囲気は本当にアットホーム、オレンジ・水色・ピンクや黄色の部屋は好印象でした。

妊婦の時には、針治療だの指圧だの骨盤体操、水泳教室に親教室、兄弟教室までいろいろなコースが健康保険で受けられ、活用出来れば至れり尽くせりではあった。私は骨盤体操に行かせてもらったがそこの講師と出会えたお陰で自然分娩や呼吸や産後の体調がとてもスムーズだったと感謝してる。

福祉国家の恩恵を受けて文句を言うのも甚だしいけれど、ドイツの保守主義的な福祉国家にも弱点や難点は沢山ある。

海外での出産は不安で不安でたまらない。初産だと特にね。いろいろ考えずに知らずにアタックするのも経験だと思うし(無事だったから言えることですが)、日本の家族のことを考えたら日本で産んでも良かったかなとも思う今日この頃。「海外に自分で出てもそのくらいの意気込みか?」と聞かれたら、まあ~正直そんなトコロですと答えちゃう。無理やり自分を追い込むこともないということをドイツで学んだからかな。








ドイツで産後①

身内に赤ちゃん誕生です。 Lちゃん早く会いたいよ~~
でいろいろと話してる内にドイツでの産後を思い出した。

産後のことかぁ。人間って按ずるより生むが易し、出産の痛みなんて忘れたなあ。ただ覚えているのは、病院が野戦病院のように慌しくいろんな所からのような唸り声がしてた。それは言い過ぎ!? 

無事に生まれるってことがどんなにスゴイことか、命の誕生が素晴らしいことかは、産んだ者の味わえる特権でしょうか。出産直後で感動ひとしお、誕生の喜びや検査や後処理が一段落付き、ああ~寝かせてと一息つこうとしたところが、

はいよっ

と赤ちゃんと私を置き去りにして立ち去った貴方たち!!!

旦那は家族に電話しなきゃといそいそいそ、女医さんは次の出産へ、お産婆さんは生まれたらはいお仕舞い、看護婦さんは何も言わずにタカタカ準備で忙しい。

えっ??? 私、休めないの?

「貴方、お母さんになったのよ、しっかりして!」

え・・・ ちょ・ちょっと休ませてェ~~。

もちろん赤ちゃんを抱っこしていたい・・けれど徹夜のお産とろくに何も食べていないし、もう限界。誕生が午後0時だったからか、「昼まっから寝るか?」な勝手な解釈だったんだろう。「相手の立場に立って考えない」社会は、私には全く理解出来なかったあの頃・・・。

なんて始まった育児。「日本に帰りたい」とその時はマジで考えた。

多分ね体力が違いすぎると思うのです。産後は布団の上げ下ろしも控えましょう、養生してね、みんなで育てましょうね的な日本と、ガンガン動け、ほらガンガン歩け「アンタしかおらん!」のドイツの産後は、正直アジア人女性にはたまらない。

何人ものアジア人女性たちと「更年期がすぐ来そう」と どよ~~んと話したっけ。

「こんなんでチチが出るか?」というような病院食も有名ですよね。ああ・・日本ではお祝い御膳なんて妹の産婦人科ではお頭付き鯛が出てたなぁ・・ここではなんだか赤ちゃんとママは「病人」みたいだった、分娩室が華やかなのにどうして病室や授乳室がこうも殺風景。「日本で産めば良かった」そんな産後直後でした。

7年前のことなので、ドイツも変わったのかな。贅沢を言ったらきりがない。そしてもちろん悪いことばかりではない。その良いことなどはまた明日書きま~す。





ドイツの妊婦用ハーブティ

  2004 04 (1)
自動車用の安全ベビーベッド0歳より1歳まで使えます。
   寝たまま運べるので便利でした。


Schwangerschaftstee
(妊婦用ハーブティ)


Brennesselkraut ブレネッセルクラウト 
Frauenmantel   フラウエンマンテル
Himbeerblaetter ヒンベアブレッター 
Johanniskraut  ヨハニスクラウト
Melissenblaetter メリッセンブレッター
Schafgarbenkrat シャーフスガルベンクラウト 
Zinnkraut     チンクラウト
(Ingeborg Stadelmannの「Die Hebammen-Sprechstunde」より)

これらを同量に混ぜて、小さじ1がマグカップ1杯分。
熱湯を注いで10分待ってください。
作り置きもでき常温のものを一口ずつ飲む方法が一番良い、
一日に1リットル以上は飲まないで下さい。
(一般にハーブティも飲みすぎは良くないそうです。)

フラウエンマンテルっていうのはハゴロモグサと言うそうです。ホルモンの調子を整える。ヒンベアブレッターはラズベリーの葉、筋肉緩和(子宮の)。整腸作用。ブレネッセルクラウト/イラクサの茎、とチンクラウト/ヒャクニチソウの茎は、腎臓に。利尿作用。ヨハニスクラウト/オトギリソウと、メリッセンクラウト/西洋山ハッカは気を静める。ブレネッセルブレッター/イラクサの茎はお茶にレモン汁を入れると鉄分補給になる。シャーフスガルベンクラウト/ノコギリソウは血液の浄化作用。出産の時に血栓などが出来ないように。

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ドイツで出産・誕生①

お義姉さんへ・・・・

Kちゃん、体調はどうですか? ドイツの妊婦生活や出産・その他もろもろを気分転換に読んでもらおうと思って書きますね。

2004 02 ドイツにはヘバメという助産婦さんが、出産後に来てくれる制度があるのです。

出産を希望している病院に問い合わせ助産婦さんのリストをもらい自分で予約します。

その助産婦さんに出産の時お願いしても良いし、産後のケアだけもお願いできます。健康保険でまかなわれます。

助産婦さんの話では「卒乳するまで電話一本で来てあげるからいつでも何でも相談してね」と。初心者ママには本当に心の拠り所でした。

毎回、このように体重を量ってくれ、へその緒やおしりのかぶれなどを診てくれます。産後の母親の様子も診てくれます。炎症や母乳の出具合、胃腸の様子を触診してくれました。
2004 02 (1)
レルフィーも寝た赤ん坊用のベッド。

お義母さんが用意してくれ布団やカバーも縫ってくれました。移動出来たので便利。

ドイツ一昔前の赤ちゃん用ベッド。可愛いよね。

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太陽が大好き、子供も大好き、のんびり暮らしています。

Nana ナナ

Author:Nana ナナ
「ドイツ永住予定日本人」こんな新種を発見された方、是非ここで遊んでってくださいな♪カテゴリーをご覧下さい。貴方の興味のある事柄が見つかるかも。☆☆☆☆☆☆☆

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