はだしの〇〇私雑感2~難しいね~

(昨日の続き・・・)

今はドイツにいるから余計思うのかもしれないけれど、


はだしのゲンは、私の意見はまず、
小学校の図書館で、大人が一言声を書けるなどの配慮はあって然りの本だと思う。
そうすると誰もが手に取れる棚に置けない。
読みたい子が司書教諭に尋ねれば渡せる本 という扱いは難しいのでしょうか?


その理由は、描写の与える発達途中の子供への影響。選び読む権利があるなら、選びたくない人の権利もある 10歳以前の子供への配慮は大人の責任。

どの本も置く権利はあるわけだから、図書館に置く置かないの論点は「現実の残忍さを通して戦争を考える子に」なんて、そこではない。子供の心身の発達を考慮した時、視覚の与える影響が万人に適切かどうかを教育者が考えるのは当然だった。

「子供から残酷なことを取り除いてはいけない」というすり替わりのテーマももちろん興味深いし、それはそれで話し合う意義はあるけれど・・。
(安くて気軽なコーヒーショップを見つけることにトレンドを感じ、コーヒー栽培の劣悪な労働状態を想像できない。最新PC機器には敏感でも、淡々としたニュースで聞く有害廃棄物を収集して健康を害しているアジアの子供達のことを考えられない。遠い国のことに寄付は考えられても、日本への亡命者受け入れに興味は無い。現実の残酷性は、もっと身近でもっと普通にもっとトレンディーに自分も加わって起きていること。現実から目を背けているのは一体誰か?事象をどれだけ捉えられるかは各個人の問題。残酷の中にしか残酷を想像できない大人が増えているのかもしれない。とか・・)

もう一度、まとめると・・・
図書館に置く権利は、もちろんどの本にもある。
はだしのゲンは、発想も表現方法も素晴しいと思う。
子供が読むべき本、という意見も同意できる。

ただ、成人ではその人の選択責任だけれど、利用者が児童生徒の学校図書館の本棚に置くのは、私はどうかと思う。教育者が子供の発達を配慮をして当然だと思う。読みたい子が手に取れる閲覧制限は正しかったと思う。子供の読みたい権利を奪わず、うっかり読む子からも遠ざけたということですよね?そう理解していたので論点がずれて沸騰した所が残念でした。

ずれた論点から見るに、日本人にある合理性をふと感じました。感じることよりも判らせることを急かす人たちが多いんだろうなぁ。過去・失敗行為を見せつけて「だからやるな」「目を開けてよく見ろ」という風な子育てを日本人によく感じる。脅威と抑制の教育の方向が強いんだなぁ。・・・子供の教育ってそうなのかな?

重たい話になっちゃいました・・・

はだしの〇〇・私雑感1

小3・4年生ごろの夏休みに読んでしまった

こちら・・・・ 
はだしのゲン 1はだしのゲン 1
(2013/07/04)
中沢啓治

商品詳細を見る


いろいろな本を子供に勧めるけれど、これは9歳の息子にはまだ勧められない。
でも子供が「読みたい」と言ったら、覚悟して読めと渡すと思う。出来るなら中高校生位で。
ドイツ育ちの息子には、ドイツでの歴史教育の様子を見ながらかと思ってる。

私はこれを読んで、なんと言うのか当時の表現で言えば、傷ついた。子供ながらに、世界に嫌悪を感じた。こんな酷いことが人間に起こるのかと考えると気持ち悪くて吐きそうだった。読んだ自分も大人のような戦争行為をしたかのような罪悪感でひどく悲しくなった。その時の公立図書館に大人になった今帰国時いつも立ち寄るけれど今でもそこの本棚には近づきたくない。なぜ手にとってしまったんだろう。偶然は無いとは言うけれどもう少し後の方が自分には良かったと思う。


今大人になって思うのは、3・4年生、私の精神年齢は低かった。なのに興味関心、怖いもの見たさで手に取った。純粋に戦争を見つめたわけではない。でもあの感覚は子供として普通なのかも。死と生や、社会の本当(良いことばかりじゃない)を知りたくて仕方が無かったのか。

母となってはあの最中を生き抜いたゲンを抱きしめたい心で読めるし、
よくぞ作品を遺してくれたと思う。

でも児童書として子供が手に取ることに関しては、かなり複雑な気分。
騒がれていた時期をずいぶん経過してしまったけれど、
はだしのゲンは私にとっては、トラウマなだけに書こうか書かまいか悩んだ。
(明日へ続きます・・)

カンダダってどうなったん/日本語家庭学習

00000b_20131028010611e34.jpg00000a_20131028010609c75.jpg
 和食を戴いて来ました。人が作ってくれるご飯って 美味しい


蔭山先生の「音読プリント 徹底反復練習」に一部が載っていたので、
息子に 「蜘蛛の糸」 芥川龍之介 の一部 を読ませた。

父子だけの1週間旅行時に日本語課題として与えていました。
私がいなくても出来るかなと。

旅行前に一緒に読んだら冒頭「っしゃかさま」
と読んだ息子にひっくり返った・・・。だははは・・日本語感、こんなもんやね・・。

お釈迦様、お天道さま、地獄、極楽・・・ 
カトリック宗教の授業をとっている息子には、素敵な話題なのでしょう。
「ぼく、そんなの信じてないもん!」(おいおい・・)
無信仰なのに、気になる気になる・・・

国語授業では「導入」と言われるところ 種まき、関心引き。
以上までして、1週間ひたすら音読させたら・・。

      カンダダ どーなった??

      おかーはん は 知っている なぜなら読んだから

      (気になる気になる・・・・。)

      いつもの読書誘導作戦。
 
      あ~気になる。ボクだったら切れる前に昇りきっちゃうよな~。

      (だから 読みなさいっちゅーーの


残念ながら、私が読んだ古い本はふりがなをうっていないので、息子には大変。なので、Youtubeで探したら、あるある。蜘蛛の糸の朗読。

 これが読めるようになったら、これをするつもり。芥川小説が細かに読解出来る。母もここからかなり学ぶ。まあ いつになることやら・・・・ですが
出口汪の新日本語トレーニング―基礎国語力編(下)出口汪の新日本語トレーニング―基礎国語力編(下)
(2007/03)
出口 汪

商品詳細を見る

 またいつか、読解の仕方を書きます。

ひとりでに来ないもの・境界を越える国々・

Frieden kommt nicht von allein. Geschichten um Frieden und FreundschaftFrieden kommt nicht von allein. Geschichten um Frieden und Freundschaft
(1994/12)
Gudrun Pausewang

商品詳細を見る


古本屋でこの改訂版が300円ほどで置いてあったので・・思わず手に取った。

平和はひとりでに来ない、べたな直訳。 

子供にわかりやすく絵や写真で説明されています。

非暴力不服従のガンジー
ゴルバチョフ、マザーテレサ、ワンガリ・マータイさんなどの
活動が書かれてある。

平和への活動をマクロからミクロへと焦点を当て
最後に、自分が発する言葉、何気なく使っているなかに浸透している
自分に身近な暴力的な言葉にきづかせるというものでした。

   罵る

私も最も幼稚で、最も効果が無いものだと思っている、汚い言葉。
そこが書いてあったので、気になった。ヘイトスピーチも
騒がれていましたし・・(反中・反韓はそこをまず止めなきゃ)。


ドイツ語ってきついな、イヤなことを平気で言うんだなと思っていましたが、成人になるとそれなりに政治家のような汚い言葉を迂回した「非難」が言える。日本人成人の使う罵り言葉(単語が多い)の幼稚さに最近、驚きました。ドイツでは罵るにも弁論力がなくちゃいけないんだな(罵らなくていいんだけど)・・と友人と話した。

ヘイトスピーチ禁止法があるドイツで、日本にソレが無いと聞いて
疑問に思っています。言論の自由・・・って何だろう。



あと、気になったのは、戦争商売について、
ドイツの武器輸出量は世界第3位だということ。
これって・・・。
ドイツ人の多くが嫌悪感を持っています。デモも決行されています。

戦争をしないために防衛力?戦争間接加担。
世界各国矛盾だらけ。

おまけ・・・
アメリカがメルケル首相の携帯電話を盗聴していましたね。
これで、いまドイツはアメリカに「自分達が相互信用を裏切ったんだぞ」と
いう態度に出る(のか出られないのか)、話し合い中。
ドイツにとってもアメリカはほとんど何も言えない目の上のたんこぶ?

誰も望んでいない戦争、なのにそこへ近づきたい加担者はうようよ。
まずは、自分の汚い言葉を吐かない。子供は学ぶのですが、大人がね・・・。

草食化するドイツ男性?

男は損だ。男の仕事は増える一方、仕事もしているのに家庭のこと金銭から子供の送り迎えまでもやらなくちゃいけなくなった。損だ。昔に比べてしんどいんだ。

と吠える男性が増えているそうです。そんなデータに興味を持ったコッホ氏の本。
「Cromosom XY ungeloest」
(染色体XY 未解決~本物のKerl野郎?男になるために~)

Chromosom XY ungeloestChromosom XY ungeloest
(2013/09/23)
Christoph Koch



そうなんです。難しくなっているのです。とコッホ氏。
でも女性はずっとそれを負わされてきたのです。とコッホ氏。

男性社会に対して、運動してきた女性の活動によって今の社会が作られ、今度はその社会に適応しない男性が不公平感、限界を感じている。出来ないと感じる男性の悲鳴。男として荷が重い、どうしてか。

一つには、男性は子供時代に女性の保育者らに意欲を抑制されている問題がある。つまり決断力、判断力、組織の上に立つものの器量は男性ホルモンに関わる問題、育てなければならない男児の脳が押さえつけられている。

でも女性が未だに「男に生まれてたら・・」という男社会であるということに関しては、興味がそれぞれ違うという所を見なければ、今までのデータは当てはまらない。プロ女子サッカーが男子サッカーに比べて収入に差がある、それは女子サッカーを見たいという女子が少ないから。その反対にお洒落をしたいという男子が多くなったから、男性のお洒落グッズ、職業も増えてきている。

二つ目に、ドイツ人男性の勘違い。お洒落をしてもマッチョな男でいられるイタリア人のようにはならなかったこと。お洒落=女性的、ソフト・弱さが流行と思い込んでしまった傾向がある。男性的=がさつ・時代遅れという思い込み。


いろいろ内容は濃いのですがざっくり端折ると・・・

さて、今日の複雑な社会で育った環境にもより、男性は自分自身で作った思い込みの檻の中で限界を作っていることが問題。檻を破ろうとする女性とは反対の方向。

男らしさとは自分らしさ。つまり自分に自信を持てば感じる自分。
女性と違う、だけではなく、幼児性との分断。つまり「大人になること」

自尊心を高めて自分を信じること、確固たる信念(人に流されない)をもつこと、
それが成熟した本物の男になること。」
    とインタビューでコッホ氏は語る。

全体で意訳しすぎなので最後のところ原文を載せておきます。
(間違いがあったら遠慮なく報告ください。私のドイツ語は。)
Redakteurin:Bei aller Distanz zu dem Begriff Maennlichkeit; Fuehlten Sie sich nach Ihren Selstversuchen maennlicher?
Koch: Es ging mir tatsachlich so, wenn ich mich getraut habe. Daran bin ich dann gewachsen, habe mehr Selbstvertrauen entwickelt. Natuerlich koennen Frauen das ebenfalls.Ich fuehle mich auch nicht nur maennlicher in Abgrenzung zu einer Frau, sondern auch in Abgrenzung zu einem Jungen.
Re.:erwachsener?
Koch:Genau,Mir hat der Satz gefallen:Ein echter Mann versucht, niemanden zu beeindrucken ausser sich selbst.
(Blick in die Welt Nassauische Neue Presse 15.Okt.2013)


  水圧で上がる鉄道 4-2008YS (131)

日〇人しか・読書その2

日本人しか持たない能力日本人しか持たない能力
(2012/02/01)
沢木 真也



続き・・
プファルツ州出身の夫は虫の声が聞こえると言います。(夫が「左利きだからかなぁ」とも)当たり前だと思うのだけれど、脳科学に疎いのでそれがどうとか私には言えません。海外で生活している私は「〇人だけの能力」という言葉にもアレルギーがある。だから筆者の慎重な文章には気遣いも思いやりもあるけれど少し疑心暗鬼で読みました。


ドイツ暮らしで鳴く虫はなかなかいないので知人らで試すわけにもいかず、ベルリン育ちの友人女性も「聞こえないわけないと思う」と。いろいろ聞くとあるドイツ人の知人が、ギリシャで「虫の鳴き声が邪魔かもしれませんが、これが自然です」という看板のあるホテルに泊まったという話をしてくれた。国際結婚の皆様、相方、旦那様、奥様は鈴虫の声に気がつきますか?どうですか?


でも鈍感になることで生き易い自分の海外暮らしを思うと、言葉の使い方がこうも違うので、脳神経の違いだという説が確立されるといいなと思う。そしてアスペの言語や視野などの脳機能なんて併せて聞くと、誰をもって「普通」というのか考えさせられることに通じる。社会性や対人関係の脳の伝達方法の違い、言霊などももしかしたら証明出来る時が来るのかな。


あとこれも個人的だけれど、もう少しバイカルチャー児たちへの待遇も考えて欲しいとも思う。海外と日本国内との政策のアンバランスなどをしっかり把握できサポート出来るのは、両国またいでいる者だと思う。大震災とフクシマ原発事故の際に、報道の温度差、言葉の受け取り方の違い、国民性の違いを毎度感じて、日本を誇りに思えたと同時に毎度政府の対応には失望した。内と外の違いをもっと研究して欲しい。

なぜなのか・・・という疑問がこの本から広がるといいなと思う。
おススメ本です。

日〇人しか/読書その1

こちら・・・読ませていただきました。
日本人しか持たない能力日本人しか持たない能力
(2012/02/01)
沢木 真也



帯より・・
日本人の日本語は母音に似た自然界の音を、言葉であるかのように認識して言語脳の方で処理するからこそ、感覚をいつも敏感に働かせることができるのです。

「虫の声」が聞こえない外国人という角田忠信博士の研究を元に右脳・左脳・日本語と言う特質から日本人の思考回路、韓国人との違い、言葉の使い方の違い、漢字文化など様々な説を述べています。


「さいごに」・・・より
私は、「日本人の精神」を誇りに思っていますし、「絶対失ってはならない、ずっと大切に守っていかなければならない」と強く感じているので、今後、外国人の考え方、世界観に合わせていくのは、どうも納得いきません。・・・しかし、それでは「世界でバカをみるだけだ!」というのです。
 このジレンマを解消する手立てとして、私はやはり「外国対応のプロ、英語のプロ」の養成が必要ではないかと考えています。日本育ちのごく普通の、一般日本人が、殺伐とした外国の世界観を身につけるのは至難の業で不可能に近いことです。・・(中略)・・日本政府は、今後、「日本人の特性を生かす」ためにも、国家戦略として、是非、「日本人の研究」に、取り組んでもらいたいのです。


その通り!!!!! 

内容については少しこじつけかなと思いましたが、経験と感と科学などから人間が何かを創り出し、提案するって、とても大切で、でもって難しい。オリジナル作品を生み出した筆者に敬意と拍手。研究者はこういう声を拾って聞いて欲しい。

日本人しか・・・という視点など個人的な感想を次回に・・

息子の日本語世界

ハリーポッターにはまっている息子。
図書館でハリーポッターのDVDを借りて、二人でドイツ語で最初から観ました。

まあ~~~~ 私ったら、ドイツ語のわからんこと わからんこと。

本もロクに読んでいない私には、最後の2話は、ちんぷんかんぷん。

「えー なに言うた?」 「えっええー なんでなん?」

息子を邪魔してばかり。

どこかのシーンで、「なんで?」と聞いたとき
「ハリーがロンをブジョクしたんだよ」と。

 は?
 ハリーがロンをブジョクしたんだよ

 は?
 ハリーがロンをぶじょくしたんだってば!

 ぶ・ぶ・侮辱 すか?  いま侮辱って言ったの?

  息子はすでに私を無視。

「早朝」 を「はやねはやおき」
        という不思議な読み方をするガキんちょが、 ひいーー
「侮辱」という言葉を使うなんて・・一瞬何のことだかわからなかったのです。
(はいはい・・親バカですーでもうちの子漢字の読み書きがひどいんですってば


多分ね・・・・うちの息子の日本語世界はこちら様さまなんですわ。

ONE PIECE 70 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 70 (ジャンプコミックス)
(2013/06/04)
尾田 栄一郎

商品詳細を見る


       あぎゃーーー新巻出とるがなー 

名探偵シリーズ

名探偵・・・・? コナンではありませんー

タイムスリップ名探偵シリーズというのを日本帰国時に買ってきました。

 「オモシロイーーーー(=^▽^=)」と言うので・・
   日本語で読んで面白いといったのは初めて


宮本武蔵は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と巌流島ずっこけ決闘の巻- (講談社青い鳥文庫)宮本武蔵は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と巌流島ずっこけ決闘の巻- (講談社青い鳥文庫)
(2010/12/10)
楠木 誠一郎、岩崎 美奈子 他

商品詳細を見る


佐々木小次郎と武蔵の巌流島の闘い、武蔵の遅刻、小次郎の長い刀・・こういうのは男の子にはたまらないのでしょうか。武蔵の勝つためなら何でもOKなんて侍の姿勢は、新鮮だったらしい。「卑怯」なんて子供に教えないもんね。

帰国時の本選びにお役立て下さい。

有名議員さんの実家のワイングートでお仕事20130609 (2)
                            Jazz演奏

ピアノ、こんなに指が自由自在に動くなんて羨ましい。私練習しなかったからなぁ~~

オオカミから人間育てを学ぶ

(オオカミの訓練で)一番普通に見られる誤りは、訓練はエゴとなんらかの関係があるという考え方だ。飼い主が、訓練は自分の犬を順応へと強化する、意思の闘いの場だと考えるのだ。・・(中略)・・それでイヌが従おうとしないと飼い主は自分が侮辱されたと解釈する。自分の男らしさが傷つけられたと感じるのだ(このような見方をするのは普通は男性であるから)。その結果、当然の如く飼い主は意地悪くなるのである。

犬の訓練の最初のルールは訓練を自分の人格とは関係が無いと見なすことだ。訓練は意思の闘いではない。(中略)訓練で決め手となるのは、犬に他の選択の道はないのだということを理解させることである。

(マーク・ローランズ『哲学者とオオカミ』今泉みねこ訳、白水社)

これを用いて、泉谷閑示氏は、人間の「しつけ」を説明しています。
反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)
(2013/02/15)
泉谷 閑示



人間というものは「自然」界の生み出した一つの動物であると同時に、社会と言う自然界とは異なる「人為的」原理のもとに生きる「社会的動物」である。つまり「心=身体」の属する次元と、「頭」の属する次元という二つの異なる次元がわれわれ人間の中に同居している。

この両者を区別できずに単一の次元で人間の本性を捉えようとすると性善説なのか性悪説なのかと言った不毛な議論も生じることになる。(中略)私はただ善/悪というサル的理性の二元論によって人間を見ないだけである。

(反教育論 泉谷閑示著)

道徳教育による「権威主義的良心」強化の有害も述べています。良心は権威主義ではなくヒューマニズム的良心が育まれるべきで、押さえつけられた禁止の中の良心はいずれ「悪」を生む。「禁止が欲望を生む」のはなぜか、に泉谷氏は、こう書いています。

それは「頭」による「心」への強制や支配は必ずや「心」の反発をまねくものだからだ。


そしてこれが体罰が起こる構造なのでしょうか。この後も道徳教育についての鋭い視点が書かれてあるのですが、気になる方は本をお読み下さい。紹介したくて全文写しになってしまいますから・・。

人間の他者依存(甘え)がしつけの歪みだと思っていたけれど、それは母的・女性的なものなのでしょうか。カウンセリングの先生にも「社会は男性的で、権威的だから、子供はいずれそれを学ばなければならなくなる、その時に父親という役割は子供にとって重要」という話をしてもらったばかり。

オオカミの世界は規律があり、尊厳があるという風に取れるのですが、人間はどうもいろいろとサル知恵の方に長けてしまったようで、自分に得になるようにずる賢さを使い、躾と称して自分の尊厳を重視するものだから、しっぺ返しを受ける。ということでしょうか。

なかなか・・・鋭い指摘だなぁ。

くまさんへ
コメントをありがとうございます。そうですか、アイスハイリゲのカタカナでくまさんを引っ掛けてしまいましたね 笑 またお越し下さい。

「しつけ」の勘違い

2a_20130515000023.jpg 2b_20130515000027.jpg 

今読んでいる「反教育論(泉谷閑示氏著)」から・・
日本は西洋をお手本として近代化を行ってきた。しかしその方法論の上澄みだけを要領良く持ってきて、その精神的背景や生み出された背景を考慮しないのはわれわれの困った癖である。・・(中略)・・わが国がキリスト教国でないにもかかわらず、諸制度や諸学説を輸入した祭に取り除けなかった「原罪」ウイルスとでもいうべきものが、元来存在していた儒教的価値観やタテ社会のメンタリティに混入した結果なのではないかとも考えられる。

生活していて常日頃から感じる、「西洋は日本人が想像している西洋とは違う」。
上記の説明で大納得。私が思っている「西洋」自体が、西洋ではなかった。
日本人が作り上げた、日本人の土台による西洋。

そこが紐解けてくるたびに、西洋(私の西洋はドイツ・フランスくらいの小さな規模、アメリカは別物だった)の良さ、日本の良さが見えてくることが、最近ようやくわかったと言うか・・。


そして、これだなぁ・・・と射抜かれたのは、

昨今の学校教育においては、従来は、懲罰を唯一の武器として集団を管理していた教育現場が、懲罰を禁止される風潮の中でなす術を失い、しばしば学級崩壊などが生じてしまい、どうしたものかと困惑しているのが実情であろう。
 また一方、家庭という密室の中では、何の学習も資格試験もなしに親になった大人達が実にさまざまな自己流の「しつけ」らしきものを行っている。
 親自身が「性悪説的人間観」によって「しつけ」られたがために、我が子についても「本性は悪である」と見なし、窮屈な「しつけ」を行っている古風なスタイルもあれば、親自身が懲罰的で禁欲的な「しつけ」をされたことに懲りその反動で、何でも許容するような逆の過ちを犯している場合もある。それは過った「性善説的人間観」のようなもので、子供の社会性の逸脱を放任してしまい、その結果最低限のマナーも身についていないような人間を作ってしまうことになる。
 

ドイツでベストセラーになっている「Warum unsere Kinder Tyrannen werden」にも同じようなことが書かれてありました。

「しつけ」つまりその子供の社会性とは、ルールを知ること。あくまでもドライに知っておくべきこと。処世術として伝授されなければならないこと、決して人格や良心の問題として扱うものではないこと。

他人や学校教師に指摘されたら、剥きになって我が子をかばい、教師イジメに走るということ自体、「しつけ」の本意を理解していないことになる。いわゆるモンスターペアレントという問題か。(息子の以前の学校で目の前でこのやり取りを見て悩んだので。この教師は自己希望で転勤。)

そうか、こういう仕組みだったのか・・やっとめぐり逢えた、長年の疑問に対する答え。

映画「Epic」観て来ました。

日曜日に映画「Epic」を観て来ました。
「アーサーとミニモイ」とだぶってしまうけれど、これは子供から大人まで楽しめる。自然がこんな大画面で擬人化されると今度散歩する時にふと思い出して小人を探してしまうかもしれない。


映画大好き隣人のおススメでした。
彼女が「こんなに素敵な自然のアニメ表現は無いわよ」と。


「・・のアリエッティ」の色合いが好きな私には、この映画の色もたまらなく綺麗だった。ずっと緑の自然を95分目を凝らして見るなんて・・・、日本の子供たちにはこんな映像体感させることもいいかもしれない。

ドイツ語でも繰り返し「リーフマン」と誇らしげに言うところから、原作はもっと「リーフマン」たる何かが描かれてあるのかも。自然への敬意と言うか。どうなのでしょう。


     

良い子ほどダメになる

こちらの本の帯に書かれてある「良い子ほどだめになる」を見て、息子(9歳)がぷぷっと笑う。「ぼく大丈夫だ」だって・・・そうねー。
  
反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)
(2013/02/15)
泉谷 閑示

商品詳細を見る


和を尊べ、謙虚であれ、一致団結、長いものには巻かれよ、素直で協調性ある子供に育てる、愛社精神、家族愛、きずなを大切になどの美しいスローガンで集団への「服従」こそ美徳なのだと我々を信じ込ませた(本文より)


短絡的な話ではないが、この「服従」により「思考停止」に陥っている現代。その一因として「服従」を「美徳」とする歴史の指摘(エーリッヒ・フロム著「反抗と自由」)を引用している。支配者が扱いやすいように民衆に植え付けたもの。


「日本においては大小さまざまなムラ的集団のエゴイズムや『空気』というものが無名の支配者になっているのも特徴的である。(P33)」

まだ第一章「真の思考とは何か」で留まっておりますが、この『空気』というのは私も未だに悩まされています。子供の頃はこの空気で正解・不正解が決まるその基準を学ぶ意味がわからなかった。でも日本で生きているだけでかなりそれを叩き込まれると思う。


ここまで読んだだけでは疑問だった(この著者はラディカルな反躾論者なのか?)という印象が、次の第二章で消えた。「オオカミ」と「サル」の生き方の違いで、そこに著者の理想とする人間社会像が映し出されているから。従来の躾に反対ばかりし家庭で独裁者を作る、自分の育児放棄に気づいていない親にも疑問がありまして・・。

納得。そうか、やはり私たちはまだまだ野蛮人なんだ。(次回で説明)

高尚な言葉で並べ立てた生活や親愛であふれているというような暮らしをしていても、その人たちからどす黒いものが見えるたびに失望してきました。別に信頼も期待もしていないけれど、自分で誇示する人がいて、言う割りにはがっかりが多い。良い時は良いけれど、何か失敗や事故が起こった時の慌て度と自己弁護と他者非難にあけくれる人々を見ていて(私、私、自分のことでっせ)なんだか弱い生き物だなぁと思うことが多い。

それよりも本音で転げながら生きている人の方が清々しい。

それは、残念ながら私にとってはドイツ人といることの方が清々しいことが多いというか・・。日本人に言わせれば「野蛮人」とも思えるほど、利己的・気まま・空気を読まない・協調性が無い・・などになるのでしょうが。社会がうまくいかない分、一人ひとりの生きる力が強い。

だからこっちがいい、あっちはいやだという次元ではなくて、それぞれに進化してきた過程の違いが見えるというのかな。日本で育った以上私には日本人といる方が心地いいのだけれど、「人間の成長」を見る限り日本人の「健全さ」は疑問が多い。その疑問がここで埋まるかもしれないと思って読んでいます。

 サッカーぶ、私も入部~~~1r.jpg

1s.jpg 1u.jpg
 「サッカー部ですが、何か?」     「あの子パスしてくれないの~ もうやだぁー」

反教育

読み始めました・・・
反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)反教育論 猿の思考から超猿の思考へ (講談社現代新書)
(2013/02/15)
泉谷 閑示

商品詳細を見る

お受験に学級崩壊、人の目を気にしすぎて顔色を窺ってばかりの子、その反対に何でもしてよくて、社会の中で自発を育てる「自己主張できる子」と称するエゴイスト。

なかなか子育てのバランスは難しい。子供を見ていたら親の顔が見たくなるというのは万国共通かもしれない。だからって親がレールを敷くのも野放しにするのもどうか、結局何が良いのかわからない。こういう思考レベルにいること自体が間違いであるならば、子育てを根本から組み立てなおさなければならなくなる。

友人が是非読んで!と貸してくれた。序説でアッパーカット。

現代の教育は要領よくマニュアルを遂行する技量と「自主性があるように」見せかける演技力、そして相手が喜ぶであろう反応を察知してそれを自分の本当の気持ちにすり替える自己欺瞞能力、すなわち「神経症性」と呼ぶべきものを身につける。(と著者は書いていて、それだけを磨いてきた親が、子育てをしている危険性を私自身を振り返って思う。)

著者はその社会の病理、野蛮なままの猿脳レベルの進化ではなく、せめて人間として人間たる価値の教育を持つべきであると提言。続きはまた今度・・・。

    デュプロでトンネルを作ってみた。1h.jpg

 
   1f.jpg
     二匹いると一緒に遊べるから良かったなぁ・・・
     

      1g.jpg
      おいかけっこしては二匹でゴロゴロ。
      兄弟姉妹遊びに慣れてるようで、爪を立てない。
      

      1e.jpg
      ちょっと こんなことして遊んでみる・・・母。
      寝たら何しても起きないほどぐっすり。
      

くまの子ウーフ


くまの子ウーフ (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)くまの子ウーフ (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)
(1998/12)
神沢 利子

商品詳細を見る


友人のBlogに便乗。

「読んでみて!深いから」と送ってくれたこの本。

 大人に深~~~~~~~~~~い本ですね。

わたし、幼少の頃、そんなにウーフを読んだ記憶がありません。それどころか、ウーフを可愛いと思ったこともありませんでした。なんて子供。可愛いといえばキャラもの、キティーちゃんとかサンリオが大嫌いな子供でした。しかも汚くなってるキティちゃんが憐れで。(それがそれが・・・今ではチョッパーのマスコットをぶら下げているオバさんになりました。)

昔から家にある名作全集は片っ端から読んだけれど、なぜか「家なき子」「オリバーツイスト」「赤い蝋燭と人魚」なんて暗い、おどろおどろしいものばかりを好んでた様子・・。世の中の暗闇がどうしても不思議で仕方が無かったあの頃、ウーフのような天真爛漫ゆるきゃら系は私にはさっぱりわけがわからなかった。


人の感性って、それぞれに違うんだな・・・と自分でフォロー。

さて、オバサンになって、ウーフの哲学に、見事!にはまってしまいました。

子供の感性に・・・。

ウーフがうふふと笑うと私もにんまり。ウーフがわけもなく泣くと、私ももらい泣きする。ウーフの思いが文章から深く伝わってくる。私は40にしてやっと「言葉」と「自分」がつながってきているのかもしれない。

ドイツ小学生読書

先日お義母さんと話した児童名作について。最近似た様な作品が多い。というか書店の品揃え悪いんちゃう?オバちゃんな会話で盛り上がる。どんなドイツ人作家の本があるの??で義母考えてくれた。

書店に並んでいるシリーズ物(TKKG、5Freunde、ナニーなんとかなど)は除いて・・

Die unendliche Geschichte. SonderausgabeDie unendliche Geschichte. Sonderausgabe
(2004/07)
Michael Ende

商品詳細を見る

「ネバーエンディングストーリー」 うん、そっかミヒャエルエンデ。

TintenherzTintenherz
(2010/10/01)
Cornelia Funke

商品詳細を見る

なんて綺麗な表紙。邦題「魔法の声」 インクハートで映画化された。

Das Fliegende KlassenzimmerDas Fliegende Klassenzimmer
(1993/12/31)
Kastner

商品詳細を見る

「飛ぶ教室」と書いたらわかるかな。ケストナーの点子ちゃんとアントンも有名。

あとは、ドイツの有名児童書作家はわからないとお義母さん。なのでアメリカ・イギリス作家作品をみな読んでる。
Moby DickMoby Dick
()
不明

商品詳細を見る

モビーディック、白鯨でしたっけ・・。夫のイチオシ。

いい本がいっぱいあるんだね。

隕石の波動と覇道

もうそろそろ息子の誕生日。お婆ちゃんから早くも誕生祝が届いた。

なぜ?どうして?うちゅうのお話なぜ?どうして?うちゅうのお話
(2011/06/29)
上浪 春海

商品詳細を見る


おーーーーーいいタイミング。

ロシアのウラル地方、隕石落下事故のニュースには度肝を抜かれました。
と同時に遥か上空をかすっていった巨大隕石の心配もあったそうですね。

びくびく息子は「いつか、僕達も吹っ飛ぶの~~

 想像力豊かにパニクっています。

 

 漢字には全てふりがながうってあるので、小さい子でも漢字を習っていなくても読める。


さっそくこの本の中から、「大隕石が落ちてきたらどうなるの」
               「小惑星探査機はやぶさ」      の話を。
  
子供の「なぜ」に付き合うのは楽しいけれど・・親のネタ集めも大変。日本語でとなったら自然科学音痴の私はお手上げ。
ドイツのラジオでもすぐに、1908年の隕石空中爆発による衝撃で広大な森の木がなぎ倒されたという話をしていました、この本にものっていました。隕石でなぜ空気の波動が・・・息子は漫画ワンピースの覇道(孟子ではないのね)、ドラゴンボールのかめはめは~~って想像して盛り上がっております・・「気」好き。
日本の「はやぶさ」が期待の星~~ これは日本人には誇りですね。

なぜ?どうして?科学のお話 6年生なぜ?どうして?科学のお話 6年生
(2010/07)
大山 光晴

商品詳細を見る

 

マージナルマンの書く日独 1

なぜメルケルは「転向」したのか-ドイツ原子力四〇年戦争の真実なぜメルケルは「転向」したのか-ドイツ原子力四〇年戦争の真実
(2012/01/26)
熊谷徹

商品詳細を見る


≪日本国外から発信するジャーナリスト≫に興味もあり友人からお借りして読みました。在外ミッシュマッシュ(混ぜこぜ)ジャーナリストが多い中、ずどん とど真ん中の著者に真の国際感覚を学べそう。筆を武器にするだけの毒出し人が多い中、こう思いやりや配慮ある書き方が出来る人間力のある人をジャーナリストと呼びたい。「マージナルマン(境界的人間)として・・」というあとがきにこの著者の想いが全部詰まっていたと感じるのは、国と国の狭間に彷徨っている私が読んだからでしょうか、


主婦で小さな社会で暮らしていても感じたあの原発事故後の両国間の軋み。

書かれてある通り、私庶民感覚では事故前のドイツ国内の動きは、本当に「あれれー原発稼動延長か、アンジーってしたたかネ、緑の党も大したことなくなってきたね」。その直後に起きたこのどんでん返し(脱原発)がどんなにこの国を物語っているか。どれだけドイツという国が地球を考えているのか、環境精神の先進国なのかとガツンとやられました。アンジーのぱっと掌を返せる潔さ「なぜメルケルは転向したのか」。どう動機付けられたらそうなるのか、そこが知りたかった!が書かれてあるこの本。これは読み応えあります。


----ここからは在独国際結婚一日本人主婦の独り言----

 事故直後のドイツのヒステリックなドタバタ(自己主張ばかりで他人に配慮の無い失礼な言葉を浴びせ続け、偽報道でも盛り上がった)劇は、毎日ドイツ人と接しているとよくあることなので、どうにか日本に届かないようにと祈っていました。(言葉の使い方が違うとは、お互いに理解出来ないから)でもそんな表面的な言葉や態度を目の前で、全身全霊受け取ってしまった在独日本人はぐるんぐるんと渦に巻き込まれ、その余波を日本へ直接パスした方々もおられ、大袈裟に書けば、離婚・別居・引越し・転勤・転校・実家族、友人との亀裂など、細かいところを主婦の目で捉えるならば精神的なクレパスに落っこちた様な夫婦や家族が相当いたと思う。日独、多分全世界で思うことは同じ「命の大切さ」なのに、こうも表現ややり方の違いで亀裂が入るとは・・


どうして・・・・

ということが書かれてあるこの本、政治本だけれど、国際結婚日独カップルで、あれ以来何かオカシイと思っている方がおられたらおススメです、こういうドイツの気質・歴史背景を知っておくと心が軽くなると思います。

(私の中では「ドイツ人気質」と言えば小塩節氏の著書だったのですが、生活していると見えてくる本音が小塩氏の「もう少し優しさがあれば」という唯一ドイツ社会へ言及する言葉では納得がいきませんでした。ここに氏の人間力を感じ尊敬していますが、暮らしているともう・・ね。)

ちなみに私の周りには、脱原発、日独共に様々な論争が飛び交っています。国際ジャーナリストの熊谷氏の視点は一読の価値あり。今後ちょこっとずつ読み砕いていこうと思っています。続きはいつか。

日本語読み聞かせ再開

この2年、のらりくらり就寝前の読み聞かせがどんどん疎かになってきてて、「自分で読んでおくれ」とばかりに本を山積みしていますが、なかなか日本語の本には手は伸びない。

  20130114 (4)
自分から手に取る本はこんな感じ、読もうと本人が思うならいいかと放っておきました。絵本は語感を育てるのに悪くない。後はほとんど漫画ですね~時代は変わった

                            

この冬休み長編をと思って、義母に「ハリーポッタービッテ」とお願いした私。義母は読書家で読み終わった本を交換し合うコミュニティーに登録しているので、すぐに探してくれた。もちろんドイツ語の本。

義母も私も「どうだろうね」懐疑的。息子は内容に泣き怯えるかも・・。

で、もらった日から3日で読んで「面白い!」と息子。 勢いづいた息子は休み中、他にも数冊読破。映画公開中のDer kleine Hobbitも、昔バージョンの方で読んだ。

そんなら!と差し出した「ホビットの冒険」 日本語版 どや? 

「うぎゃ~~~ ぼく読めないよ~~~~ お母さん読んでえー」

20130114 (5) 20130114 (3)
それにしても日本語訳になると2倍ってどゆこと?ドイツ語では300ページの一巻なのに、日本語じゃ総600ページ以上になってて上下二巻になってる。家のLeseecke(本読みコーナー)で湯たんぽを抱えて毛布にくるまって午後を過ごすロロ・・ジジイかぁ!

ということで、年初め、気持ちを入れ替えてまた読み聞かせに力を入れようと思っています。ドイツ語で読んで絵が頭に入っているので、少々日本語がわからなくてもストーリーが追えるらしい。「そうそう!その通り。その次はこうなるの!」と参加しなかなか寝ないので、数ページずつと決めて。

映画「Hobbit」はドイツでは年齢制限があり観に行けないのです。(息子には怖すぎて悪夢を見るので連れて行くつもりは無かったけれど)本ではそんなに怖くない。

20130114 (6)
バイリンガル児のバイリンガル読み聞かせ、優劣の言語力という点、そして特にうちの息子は「わからないとパニック・得意専門分野以外は否定」という男の子の特徴を強くもっているので解っている事(独知識)を引っ張り結びつけ、日独両方の材料(児童名作なら日独訳本が必ず出てるし)で併合してやっていくのは悪くないかも。

 一体日本語とドイツ語とで、何が違うの?
 日本語の方は退屈なんだよね、説明が長くって・・

一度ドイツ語で読んだから退屈なんでしょわからない語彙が出てきて読んでる母への甘えで興味が薄れるのでしょう。それと「-ます調」に慣れていないんでしょうね。「ます」言葉をなかなか使う機会も無いし、これは綺麗な言葉を聞かせるチャンス!また読み終わったら二人でいろんな観点で考察してみようかな

映画を見て・・

最近観た映画「クラウドアトラス」が素晴しいと話したら、あるドイツ婦人に「とんでもない」「あれを素晴しいと言うの?本気?」と嫌な顔をされました。その人は途中で気分が悪くなって最期はもう観ずに立ち去ったとか。

    へ??? こりゃまた突然、違う意見で驚いた。

   反論する時って、顔ごと迫力ありすぎなドイツ語 慣れて来たけれど

「そうね、私も残酷は嫌いだけれど、きっと原作はそこまで血みどろではないはず。そして作者の意図はそこでは無いはず。映像に惑わされず、つまり私たちの現実社会で目の前の起こる事に振り回されずに、大筋で大事だったのは生命や信念で、根底は倫理観を問うていたと思う」と言うと、

「現実はもっと退屈なはず!こんな恐怖がそう度々私たちに襲い掛かるはずが無い、不安を煽るような映像無しでも素晴しい映画は出来たはず、現代人がどんどん愚かになっていくのが目に見えていく、最悪!」と鬼面でご立腹。

     そんな怖い顔しなくても・・

最近のSF映画はあんまり観ない方だったんだろうな。一まわり以上歳が違うとこういう意見があるのは普通なのかもしれない。そう言えばロードオブザリングも白黒・善悪・美醜なんてコンセプトが愚かなキチガイ映画だと以前吠えていらっしゃった。


人の意見というのは、その人のものだから私のものと違っていてもかまわないと頭の中で処理することを学んでこの数年。でも時々疲れる。今度手鏡を用意してその顔を鏡に映して差し上げたい。(ドイツ人って怖い顔するよね生まれつきこんな顔で悪かったね

  で、この後平気でお互いきゃっきゃら笑って仲良くお茶するんだよね。
  私はドイツ化してきたと言うより、アルツハイマー系だな・・
    

先日、また別の人に映画「クラウドアトラス」を観に行く価値があるかないか?と聞かれ、一応上記の痛い話もあるので両方の意見を述べておきました。「あらっ自分の意見でいいのよ、他人は他人が思うことよ!」と。彼女は観に行きたいのに誰も一緒に行ってくれないのだとか。ご主人が予告を見て「馬鹿馬鹿しい」と文句ばかりで彼女を盛り下げちゃったらしい。映画観賞中に平気でぶちぶち文句を言うご主人だそうで一緒には行きたくないんだとか。そういうご主人を持ったら大変すなーと女同士の同情。


本を読んで行った方がいい?読んじゃダメ?DVDが出るまで待てるような映画?それとも大画面で見るべき映画?・・・彼女の真面目な質問に笑ってしまった。マトリックスのあの現実と非現実と心身の繋がった世界観が好きだと以前話していたので迷わず「映画館で観る価値あるある!本は読まない方がいい!」と即答。

3人の共同監督で作品に幅が出たのと個々の質がとても良い。展開が速いのですがもったいない位に場面場面が豪華に作られていてお金を払って観る価値は十分ある。

「つまらなかった」と八つ当たりされても、もういい。良い物はイイと言うぞ!


日本は春から公開なのですね、どうぞ映画館で是非ご覧下さい。

男児が増えると

Das Verschwinden der FrauenDas Verschwinden der Frauen
(2013/01)
Mara Hvistendahl

商品詳細を見る


直訳すると「女性の失踪」というこの本。日本語訳で出版されてるのかな?世界では赤ちゃんの男女性比率バランスが崩れ、男児が急増しているという内容、そしてどうして困るか実例や統計から。特に中国、インド、韓国、ベトナム、台湾、アゼルバイジャン、ゲオルギエン、バルカン諸国などでの女児堕胎・産み分けがこの15年激増しているそうです。

妊婦検診でエコーの機械が産婦人科に置かれるようになった今経済成長している国々で、その新しい現象が見られているそうです。例えば中国でも田舎ではそんなに不均衡ではない男女比も上海から北京にかけての大都市ではよく見られる傾向とか。

何か不都合が起きるのか?

少数派がいるという社会は脆いという歴史的事実があるそうで、女性が多すぎてもよろしくは無いけれど、男性の思うがままにする社会というのは破壊的な行為が多くなり犯罪・暴力・誘拐・強姦など女性に危険な世界になる。これ、さらっとは流せない女性にとっては怖い話。

何しろこの今生まれてくる男の子達が結婚するのが大変なので、貧しい国からの人身売買、一家男兄弟からの多夫奴隷的結婚などが増えるだろうとも予測されます。

欧州では倫理規定の点で性別産み分けは禁止と規制を設けている。
これら国際的に監視をしていかなければならないと書かれています。


科学を倫理的に判断出来ない国々がお金を持つととんでもないことをするようになる。(日本の原発事故でもこれが当てはまると想像してください。それがドイツ人には悔しいんです。)

人類の歴史のたった数百年という短期間のローカル道徳に縛られていること(日本で言えば家父長制度などの流れ)に気づき地球同居者たちを見渡せばもっと大事なものが見えてくると思う。ローカルな伝統は大事だけれど、お金でそれを解決し、ラディカルな自己中心選択をする非人道な国が増えてきたということが痛いほど身に沁みてきた。

20130110 (16) 20130110 (33)
階段が少し見られるようになってきた。まだまだ木のところなど細かい作業はあるけれど、ああ・・少しずつなんとかなってきた。終わりが無いように思えた作業にも終わりがくるのですね・・あ、きちんと終わらせずに絶対に投げ出すのが私たち夫婦。少々角っこの木がめくれてたって死にゃしない!で夫婦の相性一致。

映画シュガーラッシュ(Ralpf Reichts)

先週、邦題「シュガーラッシュ」 独題「Ralph reichts」を観て来ました。

      20121217.jpg

ああ・・・ディズニー。素直にいいね。
これだけ、笑って泣いてまた笑って泣かされたのは久しぶり。


これもドリームワークス社の方向性のモラル(ここをじっくり息子と話した)と同じかな。あ・・日本公開は来春らしいから、ネタバレしないように詳しくは書きません・・。

後ろに座っていた子が、化け物がやられるシーンで「ガイル(かっけー)」と叫んでいるので「そのコメント頭悪いぜ~?」(Mund ZU!)と笑いながら、こういうゲーム世界が「普通」になりつつある子供たちなんだなぁと少し怖いような手の届かない所にいっているような危険な思いも。


これはドイツの子供達には、アメリカの子供達なみの醍醐味は無いかもな。友情出演キャラに気づかなかったかもしれない、あんまりゲーセンとか知りませんから(年齢制限・大人の監督)。あと後半への展開が惜しい。言いたいことがブレた感。急展開のストーリーについていけなかった小学生たちが多かった。なんとなく最後につじつまが合いホっ。でもずっと笑えるノリと展開、素敵なエンディングで映画館で3Dで観るのなら圧巻です。


メガマインド、トイストーリーなどのような筋の映画なので、大人も子供も老若男女楽しめる映画です。数人の大人(酔っ払ってた?)や柔道トレーナーが大声で笑うので、子供達もだんだん声が大きくなってきて転げて大笑い。小さい子の付き添いのママたちも「これは楽しかった」と。

   こういうディズニーの幸せパワーは素直にすごい。
       201212159.jpg
        暖かいので長居もできるクリスマスマルクト。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

最近の息子の読書・日独英

ユーレイ城のなぞ 冒険作家ジェロニモ・スティルトンユーレイ城のなぞ 冒険作家ジェロニモ・スティルトン
(2011/06/24)
ジェロニモ・スティルトン

商品詳細を見る

息子にとって日本語の本と言えば「ゾロリ」・・をそろそろ卒業して欲しいと思い数冊買った中の1冊。読み入りやすくしているのか字のフォントや色を変えたりして工夫していて子供には楽しいのかな。
恐竜の谷の大冒険  (マジック・ツリーハウス (1))恐竜の谷の大冒険 (マジック・ツリーハウス (1))
(2002/03/29)
メアリー・ポープ オズボーン

商品詳細を見る

毎回不思議な物語で木の家ごと読者もその世界へ飛んで行き、歴史や事件に触れるというなかなか考えられたストーリー、シリーズものです。(ドイツではほとんどの巻を読んで気に入っているのに、日本語では盛り上がらなかった息子。日本語力か・・)
宮本武蔵は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と巌流島ずっこけ決闘の巻- (講談社青い鳥文庫)宮本武蔵は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と巌流島ずっこけ決闘の巻- (講談社青い鳥文庫)
(2010/12/10)
楠木 誠一郎、岩崎 美奈子 他

商品詳細を見る

これもシリーズ、竜馬さんや牛若丸さん源内さんもあります。(息子の日本はこんな世界です。)こういった史実を元にした読み物だと歴史の人物が子供には身近になるんですね。最後は歴史の人物を主観で感じるようにまとめられていて先行体験な感じが良いです。
Kommissar Kugelblitz. Sammelband 01. Das Phantom laesst gruessen!Kommissar Kugelblitz. Sammelband 01. Das Phantom laesst gruessen!
(2001/12)
Ursel Scheffler

商品詳細を見る

これ、小3ドイツ語の授業で扱っているみたいです。刑事クーゲルブリッツと事件を解決していきますが、途中で質問が出てくるのでそれを解かないといけません(読解+クイズ)。これもシリーズで出ているので全巻読まないと気がすまない子供達はクラスみんなで早いもの勝ちと次々に読み進んでいるようです。
Das magische Baumhaus 05. Im Land der Samurai. CDDas magische Baumhaus 05. Im Land der Samurai. CD
(2005/01)
Mary Pope Osborne

商品詳細を見る

マジックツリーハウスのドイツ語版。挿絵がこんなにも違いますね。マジックツリーハウスは日本にも訪れていて、それをドイツ語で読むのが息子には良かったようです。ドイツでは40巻以上出ています。はまる子とはまらない子もいるようですが、これでなければ「3???」か「5Freunde」(息子には怖い)をドイツの男の子達は読んでいるようです。
Best girl friendsBest girl friends
(2003/08)
Cornelia Funke

商品詳細を見る

英語も読む・・・というか読むようにと先生に言われて本人は苦も無く嬉しそうに借りてきたものの、わかんなくて近所の英独ハーフちゃんに聞きに行った。ドイツでは英語の本は親が読み聞かせをして意味を教えながら読むんだけれど私が読んでも酷い発音だしと結局、英パパに読んでもらい二人が覚えたのは「ポーキューパイン」(はりねずみ)でした。英語はドイツ人にとっては優しいと言っても綴りとか間違えずに覚えるのは大変なので、親が小さい頃からガンガン教えているようです。

あとは漫画ばっかり読んでいる息子。ワンピースとドラゴンボール、ハンターハンター・・かな。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

死者の日/みとりびとAbschiedNehmen

  titel.jpg この雑誌を手に取り・・重っ

死を迎える人の心理(どこで誰と遺言状作成・自分の死の受容)・それを送り支える人(ドイツでは病院か老人施設で死を迎える人が多い)・死別・不慮の死・自殺・専門職の方々の話・アフガニスタンで52名のドイツ兵死亡・医者ホスピーツ職員の話・警察官から遺族への突然の死亡報告心理・ドイツでイスラム教徒の死・脳死、小児科子供達の死・各国の葬儀事情まで内容の濃い「死」にまつわる話。(全部は辛すぎて読めない私)

11月2日の「死者の日」(WIKI)だから今この雑誌が出たのかな?

ドイツのスーパーではハロウインの飾りと共に墓地用の飾り花が売られています。家庭によるとも思うけど、夫の家族は信仰厚くはないが墓参りは欠かさないカトリック教徒。お墓のことでいろいろ聞きます。もちろん「お前達長男家族がお墓を守ってくれ、頼むよ」なんて話ではなく(義父は言わないけれど頭痛の種でしょう/夫にいま話し合っておくよう何度も言ってるけれど義父の方が話を避けます)。お花代や植え替えにいくらかかったという話。

さて、この雑誌中で私が特に気になった記事は、死別の苦しみ、遺された者の哀しみと日常生活に戻るギャップの尋常で無さ、ストレス、どのくらいの悲しみが普通なの?なんて話。四十九日法要のある日本とは違って死ぬと一気にあの世・地獄か天国に行ってしまうのだから(地獄へ堕ちるのなら、ぼくはその時はキリスト教徒はやめるけどね~罰当たり目が!)、お葬式後は寂しすぎるよね。

恋ちゃんはじめての看取り―おおばあちゃんの死と向きあう (いのちつぐ「みとりびと」)恋ちゃんはじめての看取り―おおばあちゃんの死と向きあう (いのちつぐ「みとりびと」)
(2012/01/20)
國森康弘

商品詳細を見る

友人のBlogで紹介されていたこの『いのちつぐ「みとりびと」全4巻』にとてもショックを受けてずっと気になっていた所でした。友人の記事は(低年齢児へ)大人が配慮を、丁寧に扱いたい作品と締めくくられてありました。全くその通り。そしてまた私が一番に思ったのは震災後すぐなのと一般にも看取れなかった人や行方不明のまま遺体に会えていない人への配慮はどうなのかと。もちろん畳の上で死を迎えた人々送った人々に感銘を受けたというコメントが多いということは素晴しいこと。

ジャンルが違うので比べてはいけないけれど、物事を細かい描写で淡々と書き綴り専門職視点や自然科学に基づいた考え方もいいし、また死を生きるものの定めとして受け入れていくことを「自然(この自然ってドイツ語があるのかな?)」とする描写もいいですよね。「死」を日頃から気にすることも大事なのかな。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

ワンピースと外交諸問題

フカボシ  『ホーディーの正体は環境が生んだバケモノだ!!新魚人海賊団は怨念が作り上げたバケモノ。先 人たちの恨みが忘れ去られることを恐れ、人間達への怒りが冷めることを恐れ生き急ぎ、己の聖戦が正しくある 為人間が良い物でない事を ねがっている!!血を欲するこいつらは魚人族の平穏すら望んではいない!! こいつらの恨みには体験と意思 が欠如している!!実態のない空っぽの敵なんだ!!


    っひゃーーーー    なんて深い台詞。

これを観て以来、息子が「どうして?どうして?どうして?」と
ホーディの正体が結局さっぱりわからなかったらしくて騒いでる。
だはははは・・・ 青二才にこの台詞の重さがわかってたまるかい

なんて「ホーディの正体」は遅れた話題なのですが、海外なので すみません。

魚人島編は実は少し退屈ではアルけれど、乙姫王妃の思い「自分の抱く怒りや哀しみ呪いや恨みや憎しみを子孫に引き継がせてはいけない、語ってはいけない」という流れはとても感慨深いものがあり気になっていました。

残念ながら平和であればあるほど、人々は憎悪の歴史を持ち出し闘争本能アドレナリンを放出したくてウズウズしているのかと頭を抱えたくなるような世界情勢。リビア領事館襲撃はまさに空想(映像と言う手段)が生み出した実態の無い相互憎悪、日本だって今尖閣や反日などでこの土俵に引きずり出されようとしています。

闘ってはいけない実体の無い空っぽの敵。男性の闘う脳というのはリーダーシップの証ではあるとわかってはいますが何とか彼らの原始脳に誰かがストップをかけてくれないものなのか。男性でも今まで国際平和のために人生をかけて尽くしてきた人も沢山いるので語弊はあるけれど、女は闘いを元来望まない(と信じたい)。平和なんて望んでいない人たちの原始的価値、敵は誰でも良い空っぽな闘争心、心底弱った体験も無い、弱い人のことも考えたことも無いこれらの人々の空言を相手にしちゃいけない。これを「ワンピース」で言いたいのではないのかな。世界の若者が「解説付きで」ワンピースを読んでくれたら次世代は平和になるんじゃないのかな。まじです。

 うさぎの母様 こあらちゃん
昨日は即持ち上げて下さいましてありがとう。ちょっと浅いところでUターンして参りました 笑。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

続きを読む

追記 ワンピース

えーーーーーーっ
ワンピースについて、内田樹先生が解説してある本があったのおー?
(コメントをアリガトウ 友よ 私は恐ろしく浦島たろこでありまひた


ONE PIECE STRONG WORDS 下巻 (集英社新書<ヴィジュアル版>)ONE PIECE STRONG WORDS 下巻 (集英社新書<ヴィジュアル版>)
(2011/04/15)
尾田 栄一郎

商品詳細を見る


はい 見た見たこの本、で・・解説内田樹って あー ほんま・・や
 やだーー 見てなかったわーん。
名言集? だははは、こういうのって男の子の趣味なのかしら?
私?おばさん? ・・そこまでハマりませんがな・・。 

でもこの漫画一読の価値ありです、みなさま。ほんまに深いんですっ 
(と言っても私はアニメで観ました・・もう漫画を読むほど頭が元気でもなくて 
 少年漫画って小さくてごちゃごちゃで目が疲れちゃうので・・)
 
この漫画で哲学を語りたくなる人(男性)多いんだろうなぁ~~

育児プリンシプル/子育てブラックジャック

あらら 面白い本と人発見。

子育てプリンシプル子育てプリンシプル
(2009/05/12)
奥田健次

商品詳細を見る



・親が行動を変えないと子育ては上手くいきません。
・教育熱心さがプライドに変わるとやっかいです。
・ムードや風潮に流されるお母さん
・「手が掛からない子」なんていない
・叱らず放っておいて社会適応できる人間には育たない
・「私とは解り合えている」と主張する母、実は子供の奴隷か放棄。
・「まだ小さいから」と社会や家庭のルールを教えない親。
・「失敗」=「成功のチャンス」のバランス
・子供の不平不満を笑いで切り返す(取り合わない)
・「説得」カードで切り抜けようとする愚かな親
・わがままとがまんのバランス(エンジンに見合ったブレーキ)
・葛藤させることの大事さ
・「公共心」を育てる 妬みや僻みを育てない
・心から「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子(10歳までの育児)
・感情のコントロールの仕方を教える
・親が演出家・プロデューサーになる
・携帯電話の持ち方


子供の年齢別、普段よく起こる些細な出来事に対して、直接親が対処出来ることが叱咤と共に書かれてあります。子供を変えたいならば、親自身の癖直しが一番だとしみじみ痛感します。箇条書きで書き出してみましたが、具体例が多く、これは読みやすく開眼の育児書。バーバラコロローソさんの著書と並んで一番のおススメ。


厳しさの中に優しさが伺えるこの著者奥田氏、「彼自身に子供もいないのに(子供のカウンセリングなんて出来ない)」と言われ続けている話をさらっと書かれています。「人を育てる」ことはなかなか難しく、子供を産んだから親だと威張りくさる私たちの愚かさにガツンと痛い想いです。



  DSCF4185.jpg
   
  

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

読み聞かせから読書へ

 DSC01110.jpg
  お祭りの踊り練習風景。どうも一世風靡しか思い浮かばない私・・・おいおい  
  「練習と本番じゃ 桁違いの感動」と踊っている近所のママ友談。


教えてもらった小学校中高学年向きの図書。

ザックのふしぎたいけんノート ぼくの家はおばけやしきザックのふしぎたいけんノート ぼくの家はおばけやしき
(2009/09/16)
ダン・グリーンバーグ

商品詳細を見る

ゾロリの原ゆたかさんの挿絵。ファンタジーって作り話だけど、作り話の原型は事実なことも多く、それをどう大嘘(ファンタジー)で広げていくか。この本は親子の会話にもっとファンタジーやユーモアを吹き込むことを教えてくれました。語り伝えるということも。

れいぞうこのなつやすみ (とっておきのどうわ)れいぞうこのなつやすみ (とっておきのどうわ)
(2006/05)
村上 しいこ

商品詳細を見る

季節ごとの話で4部作。和のままメルヘンちっくでありそうな無さそうな話。

コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))
(1976/03)
トール・ハイエルダール

商品詳細を見る

Jベルヌの海底2万里をどうにか読み聞かせしたけれど、しんどかった。この本は読みやすくて想像しやすい描写。これは自分で読んで欲しいと思って・・。

日本とドイツの何が違うって地元の小さな図書館程度でも児童書の蔵書数の多さ。感動します。ドイツの子どもたちも日本の子どもたちも本を読まないと言われていますが、読む子と読まない子の差が大きいのかな。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

40代になっての本

  IMG161.jpg   IMG156.jpg
ドイツから写真が届きました。Wintergartenの屋根張り。「ドイツは天気が悪くてみんな不機嫌だよ」とレルフィー。「じゃ いつも通りってことね」と返すと「がっはっはー」と夫。


40代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)40代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
(2011/04/09)
本田 健

商品詳細を見る


妹が 「あのな コレ当たり前のことしか書いてないんよな」

私  「アナタが買ったの? で・・その感想? やはりなぁ・・
   (本の意図を理解してないし・・・)

自己啓発本なんて読んだことも気にしたことも無い妹がどうしてこの本を買ったのか不思議でしたが、感想を聞いて「やはり私の妹だ」と安心しました。一応偉そうに大人だと思っているけど当たり前のことがまだまだ出来ないのが私たち大人。40代ってそういうことにそろそろ気づいて「平凡な私だけれどそれでいい」と他人の評価を外した自分のための人生を歩もうとするそうです。

本の中身でも実感しているのが「パートナーはアナタを幸せにしてくれる人ではありません。」というフレーズ。最近人に与えるということを散々学んでいるのですが難しい。自分や相手の過去や傷や家族を背負って愛の意味を教えてくれ、レッスン相手なのがパートナーだというわけ。犠牲感や被害者意識は横に置く。正否や幸不幸のレベルではなく。よく考えての離婚もあり。

2・30代は自分を過信し闇雲に前進する力があったけれど、40代になると挑戦する気力の衰えや、絶望感にさいなまれるそうです。人生の棚卸し。今後を前向きに生きていくための受容の節目。疲れ果てて絶望的になるこの年代はそういうものでいい。そしてそれを受け止めたら縦の繋がりを作ることで、先達には若さを教わり、若年層には自分にも何か得たものがあったと教わると書かれてあります。もっと内容が濃いのでおススメです。

他には 時間と健康の大切さ、わくわくすることを思い出す、出来ない言い訳と対峙、ライフワークを持つ、瞑想で終わらずに動いてみる、小さな幸せを探す(些細な幸せ)。

      DSC01099.jpg
  男子らは駆け回ってお弁当を食べて午後は図書館へ。母ちゃんはバテそう・・    

       DSC01185.jpg
      うちのご長老 21歳の蓮さん! 昔はイケメンでした。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ

ママのための男の子がわかる本

ママのための男の子がわかる本 (宝島SUGOI文庫)ママのための男の子がわかる本 (宝島SUGOI文庫)
(2012/02/07)
篠原 菊紀

商品詳細を見る


最近「うちの子落ち着きがないんです。座っていられないんです。」こういう相談が多いそうです。特に男児童に多く、じっとしていられないのが普通で、男の子の特徴と言っても良いそうですが、それが脳で説明出来るそうです。

学んでいる時の男の子の脳は、運動している時の脳の活動野とも密接に関わっているそうです。現代の児童の体力低下は著しく、つまり運動不足の子供たちが増えていることは感情や決断のコントロールが低下しているという現状に一致する。


いやだ いやだ いやだ」これも男の子の特徴。異常にヒステリックにイヤイヤ回路を働かせてしまう。これは男性の脳、扁桃体と海馬の反応だそうで、イヤイヤを本人が自覚して自分で調整出来るように導くと良いそうです。「今イヤイヤ虫が出てきたね」「イヤイヤ虫が引っ込むように気分転換してこようか」


くそばばー」「ばーか」大脳辺縁系からくる本能のままの1語言葉、これは頭を使っていない証拠。前頭葉を使う2語文以上の言葉を使ってこそコミュニケーションであると脳トレするしかないそうです。


漢字の書き取りが苦手・やりたくない」は男児童の典型。「書いて覚える手順」は女性の得意とする音韻型の脳の働き。視覚型の男性脳には苦手な動作となる。かと言ってこれを省略したり他の方法で漢字練習というのは無理なので勝ち負けが重要な男性の性格を利用して工夫した声掛けをする。声を低めに静かにしつこく言ってやらせると良いそうです。(・・しかないそうです。)


作文が苦手・長文を書くことが苦手」これは図で把握する男性脳を活かし、書きたいことを図面化すると書き易くなるそうです。不注意・注意力散漫な子供たちにも同じ様にやることを図や箇条書きにするとわりとやれるようになるそうです。


ここで書いているものは「脳トレ」と表現しているやり方ですが、それが「しつけ」であると著者は書いています。「躾ける」と言ってもピンとこなかったり、「躾け」が千差万別の認識なので、ある人は叩いても躾の内だと言ってしまうし、褒めると言ったら褒めるだけで子供の言いなりの親もでてくるそう。


「褒める」に関してはこう説明してありました。最初はガンガンに褒めてドーパミンを出す訓練をします、慣れてきたころに適当に3回に1回褒めるように手抜きをするそうです。するとセロトニンという物質が出て報酬を待つという意識が芽生えるそうです。出来なくてもモチヴェーションを上げ、イヤイヤをコントロール出来るように補助していくと、やる気もあり持続力も忍耐力も出来てくるそうです。


そして一番大切なのは「笑い・ユーモア」。笑いのある家庭では子供の忍耐力が育つそうです。これも脳で説明できるとか・・。「脳トレ」なんて書き方をして万人に食いつきの良い本にしたのでしょうが、こういうお手軽な方法でも良いので日本中に広まると良いですね。上記以外にもっと幅広く書かれています、興味を持った方は読んでみて下さい。


にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
バイリンガルをされている方たちのBlogへジャンプ
sidetitleプロフィールsidetitle
太陽が大好き、子供も大好き、のんびり暮らしています。

Nana ナナ

Author:Nana ナナ
「ドイツ永住予定日本人」こんな新種を発見された方、是非ここで遊んでってくださいな♪カテゴリーをご覧下さい。貴方の興味のある事柄が見つかるかも。☆☆☆☆☆☆☆

sidetitleフォトギャラリーsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitleご訪問ありがとう!sidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleブロとも一覧sidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitleダジャレ図鑑sidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleFC2ブログランキングsidetitle
ここをポチっとおねがいします!

FC2Blog Ranking

sidetitleQRコードsidetitle
QR